S17最終252位(R1926) ヴィーガンダルマと愛の戦士ナット~肉食主義を許すな~
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最終日2日前に豹変するな
はじめに
例によって男の娘統一は不可能なシーズンである。
アッテイさんとまーしーさんというお二方の構築を参考にさせていただいたところ、剣盾最高レートを36も更新した。
コンセプト
前回、最終日にメンタルがやられてプレイングに悪影響が出たため、今回は初手ダイマホウオウ→トリルミミッキュ→眼鏡コータスという流れを受けル以外どんな相手にも投げてチンパン殴りで勝つことを狙う。
私の地力ではラブラブボールだけだと神のご加護が足りないと思われるので、野菜パックを搭載することでヴィーガンパワーをも取り入れ運勝ちを狙う。
ヤクザプレイで不快感を味あわされないようにするために、こっちから先に若頭プレイしてやる。組長プレイされたときは諦める。
レンタルパ
個体解説
終盤使ったポケモン
コータス
道具:こだわりメガネ
努力値 H252 C252+ D4 S-
技:噴火/噴煙/ソラビ/大地の力
詰めのトリルエース。受けル以外すべての相手に選出した。コータスリザのリザをホウオウに差し替えた感じにすることで、ラム持ちでない半端な物理アタッカーの初手ダイマ要員が先発してくるのを防げるかと思ったが、そんなことはなかった。
みんなもっとコータスの欠伸と物理耐久を警戒してください。
D4振りの有無で強化アイテムなし無補正サンダーのダイジェットの乱数が大きく変わるので、たかが4といえど確定である。
最初は相手の裏を読んで賢く技を選択しようとしていたが、「相手のラス1が割れていて、それがヒードランやカイオーガであると確定している」といったかなり極端な状況を除いて、ドランオーガなどが裏にいないことを祈りながら噴火したほうが勝てることに気付いた。他の技は9割方飾り。
ホウオウ
持ち物:いのちのたま
努力値:A252+ B4 S252
本構築の初手ダイマエース。選出率100%。選出タイム終了でコータスが初手で出てしまった1回と「対受けループでバンギラスと初手対面」を除いて、全試合初手でダイマした。この例外中の例外ケースのみ初手トリトドンに下げる。
とにかく火力がヤバいポケモン。(HBオボンランド以外に)一回威嚇されたくらいじゃ止まらない。
HOMEによるとわんぱくランドは3割以下らしいが、絶対に嘘だと思った。会うランドがことごとくHBわんぱくであまりにもきつい。一度血迷って特殊型にしてしまったくらいである。(そうするとぱったりランドに会わなくなるのもお約束)
初手どんな不利対面でもチンパン殴りするのが仕事。不利対面は交代読みをしてくれることが多く、頭の悪い殴りが刺さる機会も多かった。初手ランド対面も陽気ランドなら剣舞の隙に一方的にボコれてしまう。HBランドとガオガエン以外の初手不利対面は実質出し勝ち。
カイオーガ、ゼクロム、ウオノラゴンあたりの超絶不利対面において、深読みした相手をダイマックス技一撃で吹っ飛ばすのは超キモチイイ。
この構築が200位台どまりとなった最大の原因である初手エッジハチマキラオスが急増したのは絶許。そもそもこのポケモンはくろこさん並みのタクティクスがあってこそ強いポケモンであり、適当に採用して強い類ではない。が、私の構築にはあまりに刺さってしまう。そのため下位とのマッチングに限ってボコられてレートを吸われる羽目になっていた。初手でやられたら「くろこの猿真似しかできんのかあああああああ!!!」と叫びながら降参するしかない。くろこさんの動画関係なく採用していた人に対してはごめんなさいしておく。
初手エッジは回避することが最大の対策である。
トリトドン♂
持ち物:食べ残し
努力値:H252 B4 D252+
技:ねむる/熱湯/とける/れいとうビーム
見せポケ兼受けル対策枠。ナットレイと共に入れることで、カイオーガや水ラオス、サンダーが初手で安直にホウオウの弱点を突けないようにする、はずだった。実際上位は思惑通りにインファや冷凍ビームを撃ってきてくれたが、順位差マッチングが多すぎて通用しない試合も多かった。
HDなのは食べ残し込みでダイマックス砲連打に眠るの回復が追い付くようにするため。れいとうビームの枠は度忘れにして、もうちょっとBに回してよかった気はする。ジガルデ入り受けルにたまたま当たりまくった日があって以来、このような構成にしてしまった。
ホウオウで1体落としたあと、とにかく要塞化してひたすら眠って勝つのが対受けルの回答である。ねむるが一番上なのは放置したとき眠るが選択されるようにするためですね。
寝た瞬間に降参されること多し。
ナットレイ
持ち物:ラブラブボール
H252 B252+ D4
技:ボディプレス/ヤドリギ/ジャイロ/鉄壁
愛の戦士。
S16初期にカイオーガ軸を使っていた時、ゴリラ対策で作ったポケモン 。
今回は愛の戦士としてパーティに存在していただいた。存在するのが仕事であり、出す気はない。
裏にナットレイいるかもしれないのにたまに初手ホウオウが水流連打される機会があり参った。ラブラブボールを見透かされている可能性がある。
最初彼女の持ち物は適当に持たせた技レコード43だったが、タチフサグマに火炎玉トリックからの投げつけるされた場合、A90からの根性一致130というトンデモ火力の攻撃が飛んでくると気づいたので慌てて変更した。
当然選出率は0%である。
ミミッキュ♂
持ち物:きあいのタスキ
努力値:H236 A252+ B20 S-→H236 A20 B252+ S-
技:トリックルーム/かげうち/みがわり/のろい
男の娘ボックスから引っ張り出してきたトリル枠。自主退場しやすいようにHPは16n。
うまく使わないと退場できずにトリルターン枯らされるので、案外思考停止できないポケモン。
ヒヒダルマ
持ち物:やさいパック
技:つららおとし/たいあたり/ちょうはつ/かみつく
息子を肉食主義者に肉片にされた憎しみでヴィ―ガンと化したダルマ。拳と拳を開いた姿がパックを開けているように見えなくもない。
ミラクル交換で流れてきた個体。妻はマンムーで、息子のボブも当然マンムー。技はボブに遺伝させるためのつららおとしと、手に入れた時覚えていた技3つで確定。
こう見えて18体のウリムーと1体のマンムーの孫がいるおじいちゃんである。息子の嫁がタマゴグループ陸上のメスではなくメタモンであることが悩み。
ヴィーガンパワ―は確実に私を勝利に導いてくれた。初手カバを防いでくれたのは非常に大きい。鋼タイプを確実に誘うため、ホウオウがあまり活躍できなくても、コータスで3タテして勝てる場面を作ってくれた立役者でもある。
やはり菜食主義は正義である。肉食を行う者で私より順位が低かった者は猛省してほしい。
試行錯誤時使ったポケモン
ヒヒダルマの枠はかなり迷った。ここに様々な6枠目を記す。
ウオノラゴン
持ち物:バッグの缶詰
初手カバランドバンギドサイを防ぐために入れたが、軒並み何のためらいもなくカバを出してくるため解雇。
しかしこれは2000位帯の話であるため、三桁帯では案外いけたのではないかと思わなくもないが、終盤では順位差マッチが頻発していたので多分結局無理。
フリージオ
持ち物:フライもりあわせ
初手ランドカバを非常に出しにくくなる役割を期待して採用。レジアイスの遺跡に入るための個体を流用した。
しかし逆にバンギドサイを初手で誘いまくり、あまつさえフリージオを見て初手で出てきてホウオウと対面したバンギドサイは高確率でダイマしてくるため、むしろ不利を誘発し続けていた。当然即解雇。
受けル目線、零度を当てられひたすらまもみがされているだけで詰み。また初手でバンギ以外を出すと零度チャンスを与えてしまう。 ムドーを出してもダイアイスで潰されて終わりである。なので、初手でバンギを出してダイマで殺しに来るのは向こうの立場で考えれば当然であった。
逆にバンギの初手ダイマをカモれる構築なら見せポケとして強力だと思う。
マンムー
NN:ボブのむすこ
持ち物:ボブの缶詰
最終的に採用したヒヒダルマの孫。圧倒的な初手で出てきそう感+初手でホウオウが不利な相手の大半に超強いということで採用した。
肉食主義者により父親を肉片にされ、あまつさえその缶詰を持たされている憎しみのオーラにより、カバランドバンギドサイの初手選出抑制を担う。
が、全く警戒されない。驚くほど平然と初手カバランドが登場する。友人曰く「マンムー弱いもん」とのこと。当然解雇した。
選出と重いポケモン
選出
重いポケモン
初手HBわんぱくランド
ダルマ択を少しは恐れてください。
初手カバルドン
ダルマ択を少しは恐れてください。
ダイバーン→ダイソウゲンで倒して、残り2体がコータスのチンパン噴火で倒せる選出であることを祈る。幸い眠ったホウオウの前でダイマックス技で積もうとしたり、ミミッキュを見てダイマしてくる相手は多かったので、まだなんとかなった。
初手ハチマキエッジラオス
最悪。
ダルマ択を少しは恐れてください。
初手スカーフダルマ
ダルマミラー同速対決を少しは恐れてください。
初手ダイマ珠エースバーン
キョダイエースバーンきゅんは超絶かわいいのでこの中だとまだ許せる。♀だった場合はダイパーンする。
結果と次シーズンについて
TN こなつ 最終レート1926 最終順位252位 73勝38敗
終盤戦を100位前後で戦い続け、終了3日前には剣盾初の19を両ロムで達成し、レート2000を達成できるのではないかという確かな手ごたえを感じていたが、終盤になっても順位差マッチ(最悪のケースでは409位のときに19800位とマッチした。こういうときに限って超不利構築なのもお約束)があまりにも多く発生。さらに再戦の頻発(一番ひどいのはハチマキルガルガンとかいう私のパーティを粉砕するために作られたかのような構築との再戦)、そして終了2日前から突然のエッジラオス急増により、勝ちきることができなかった。非常に悔しい。
今期レート2000を達成し、シーズン18からは男の娘統一でレート2000を目指す実況を始めるつもりだったが、予定が狂ってしまった。
ブログコンセプトからしてそろそろ男の娘統一で戦いたいのだが、早くレート2000を達成したい気持ちがより強まっている。来期どうするのかは未定である。
今回の反省として、構築は終盤に作った方が良いのだと思った。バンビーさん、くろこさん、ライバロリさん、いろはさん辺りが終盤、構築にガン刺さりするポケモンの動画をあげたら目も当てられないことになるのは、今期嫌というほど分からされた。
ちなみに現役で動画を上げ続けているなかで、最も私が推している実況者のリドルさん*2*3については、ワンキルカビゴンを除けば上位勢が誰も真似しないので何の問題もなかった。
今期中盤に激推し実況者の一人であるしいなさんとマッチし勝利した。その後twitterで挨拶したらフォロバしてくれたので猛感謝している。有象無象のファンのリプに対する返信が10時間後になったことを謝罪してくる聖人であった。
いろいろあったが、ガチったシーズンの累計2シーズン目にして、やさいパックダルマの存在によりそれなりの結果を残せたのは事実である。
皆も完全菜食主義に帰依しよう。
今回参考にさせていただいたアッテイさんやまーしーさんもそうだと思うのだが、ふざけた道具を持たせるのは舐めプではない。「見せポケのつもりで入れたけど、超絶刺さってるからだそうかな」という誘惑により、パーティの力を落とす選出をしてしまうのを防ぐためである。
基本的にほぼすべての構築は基本選出が一番強く、それを曲げることが敗北に直結する。見せポケをその誘惑を断ち切る構成にすることで、基本選出を必ず通すという決意をすることができるのである。
また、見せポケの厳選育成が不要になるため、基本選出を通せる見せポケを試行錯誤しやすいのも大きなメリットだ。
にっくき肉食主義者の卑劣な罠により、今期はヴィーガンパワ―のご加護をもってしても勝ち切ることはできなかった。S18は初手ダイマが厳しすぎると思うので何か別の構築を考えたい。
初めてやったゲームがポケットモンスター金の金銀キッズとしては、ホウオウで最高レートを更新できたのは喜びである。
さいごに
最高レート更新記念にいきなりステーキへ*4ウルグアイ産ビーフのサーロインステーキを食べに行きました! 値段の割には非常においしかったです!! ただ今値引きセール中!
本当はここでロッテリアの4段バーガーのレビューをしたかったのですが、肉汁でマニキュアが溶かされたうえ、リップとファンデが混ざり合ってパンズに付着したことにより、顔もバーガーも目も当てられない惨状と化したので、とてもじゃありませんが写真をアップすることはできませんでした。家で食べる分にはいいと思う。
ファンデーションの匂いが大嫌いなので、顔の肌の綺麗さに自信のある私はあまり使わないようにしていました*5が、使った日に限ってこれです。マッチしないから重い構築の対策ポケモンを抜いた瞬間にその構築と当たりまくるポケモンと似てますね。